Project

GARDE for『ハイアット ハウス 東京 渋谷』「多様性のまち SHIBUYA」をインテリアデザインに反映

「暮らすように滞在する」というコンセプトの元、ハイアットのホテルブランドとして誕生した「ハイアット ハウス」は、世界中に130軒以上もの拠点を構え、ワンランク上の広々とした空間で、自宅のように滞在を楽しめるホテルです。
東京初進出となる「ハイアット ハウス 東京 渋谷」は、100年に一度ともいわれる渋谷駅前の大規模再開発プロジェクトの一つ「Shibuya Sakura Stage」内に位置し、スイート18室を含む全126室の客室を備えています。

GARDEはホテル共用部から客室全般の基本計画、基本設計、実施設計、設計監修、アートコーデイネート、調達設置、サイン基本計画を担当させていただきました。

デザインコンセプト
最新のトレンド・カルチャーを享受できる渋谷は、東京の中でも最も多様な価値観を体感する場所である一方で、隣接した高級住宅や古き面影を残す路地や横丁という魅力も備えています。
「多様性のまち SHIBUYA」に見受けられる、この「2 面性」を体験として刻んでいただけるような空間デザインを意識しインテリアに落とし込みました。

ハイアット ハウス 東京 渋谷のハイライト
エレベーターで16階に上がると広がるレセプションロビーでは、オルゴールアートが優しい音色でゲストをお迎えします。 同フロアにあるラウンジ&Hバーは、屋外庭園を借景に、ロングカウンターとラウンジコーナーを配置。宿泊ゲストに限らず、自由にコミュニケーション、利用が可能なエリアです。
屋外庭園に面した開放的な空間の16階マルチファンクションルームは、小規模なミーティングや展示利用に適した空間として多用途にご利用頂けます。

渋谷エリアでは希少な、渋谷のまちを見下ろすことができる屋内プールはプールサイドにジャグジーを配置しました。24時間利用可能なフィットネスジムと共に、まちの喧騒の疲れを癒す上質で優雅な時間をお過ごしいただけます。

渋谷のまちの魅力を発信すべく、3 階エントランスから各客室まで展開されたアートワークもまた、空間デザインコンセプトと連動した「2面性」というテーマで造られています。
東京のトレンドをけん引する多彩なショップやレストランに囲まれ、さまざまなカルチャーが交わるこの場所に、渋谷ならではの気軽に「暮らす」滞在体験空間が完成しました。

施設概要
名称:ハイアット ハウス 東京 渋谷
所在地:東京都渋谷区桜丘町 3-3
階数:地上30階建て (1~3階、6~16階部分)
客室数:126 室
事業主:東急不動産株式会社
建築設計:戸田建設株式会社
インテリア設計:株式会社 GARDE
照明設計:株式会社ライトモーメント

ハイアット ハウスについて
短期でも長期でも滞在に必要なものが全て揃う、広々とした居住空間を求めるお客様のためにハイアットハウスのホテルは設計されています。世界中に130軒以上あるハイアット ハウスでは、自宅のようなアメニティ、意図されたサービス、現代的な空間を完備。宿泊のお客様に朝食を無料で提供するほか、バーエリアではクリエーティブな厳選メニューを用意し、仕事や交流、くつろぐ際にも快適な共有スペースを屋内や屋外に設けています。

■ハイアット ハウス
https://www.hyatt.com/ja-JP/brands/hyatt-house
■ハイアット ハウス 東京 渋谷
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs

デザインアワード受賞数最多、
カンデオホテルズ京都烏丸六角の魅力にフォーカス

毎年フランス・パリで開催される国際的なデザインアワード「DNA Paris Design Awards」INTERIOR DESIGN – Renovation部門にてHonorable Mention(特別賞)を受賞したカンデオホテルズ京都烏丸六角。今回の受賞をもって6冠を達成しました。

この物件の最大の特徴は、京都市登録有形文化財である貴重な町家「旧伴家(ばんけ)住宅」を中心にデザインしていることです。当時の貴重な伝統建築を保存・修復し、ホテルとしての新たな価値を持ちたいというクライアントのビジョンを実現しました。

町家建築の中でも、豪商が手掛けた贅沢な間取りと内装の空間であり、四季の移ろいを楽しむ中庭をはじめ、心の豊かさや心地よさをメインに設計されている伴家住宅。

既存の良さを活かしたデザインコンセプトとして、伴家住宅そのものの尊さを宝石の輝きに例え、要所に京都の伝統工芸品や装飾品を現代風にアレンジしたビジュー(宝石)を思わせるきらびやかな装飾を施しています。

多くの歴史的建築物や歴史的面影が残る周辺環境に馴染み、調和するデザインをかなえるため、内装は和風建築の特徴である直線を活かしつつ、パターンにはトラバーチン色や暖かさのあるピンクブロンズのディティールを組み合わせることで意外性のある洋風デザイン空間に仕上げました。ウォールナットを採用することで高級感も演出しています。

宿泊者に、歴史ある京町屋を隅々まで感じ、京都の伝統文化に浸り堪能してもらう空間として、ライブラリーやバーといったスペースを新設。滞在型文化体験施設としての機能を持たせています。

◆アワード概要
DNA Paris Design Awards 2023
フランス・パリで開催されるDNAパリ・デザイン賞は、建築、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン、プロダクトデザインの各分野で優れたデザイナーを選出するアワード。世界中のデザインにおける優れた才能を支援すべく、さまざまな活動やアワードを運営するクリエイティブ集団、Farmani GroupとIn Betweenによって設立された。

◆プロジェクト概要
受賞プロジェクト:カンデオホテル京都烏丸六角
受賞カテゴリー:INTERIOR DESIGN – Renovation

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に、毎年国内外のアワードへのエントリーを数多く行っております。

パリ発の注目ブランド【Polène(ポレーヌ)】 9月にオープンするアジア初旗艦店の制作にGARDEが参画

レザーグッズを扱うパリ発の注目ブランド「Polène」。
パリを拠点に2016年から旗艦店とECにて販売を開始しています。2020年には日本でもオンラインショップでの販売が開始され、2023年9月1日(金)、遂に東京・表参道エリアにアジア初の旗艦店がオープンします。
このプロジェクトでGARDEはローカルアーキテクト(基本設計・実施設計)・PM・施工を担当させていただきました。

パリ・ニューヨークの店舗と同様に、フランス出身デザイナー Valériane Lazard(ヴァレリ,アン・ラザール)氏が設計を担当。新店舗はPolèneの世界観を踏襲しつつも、東京店ならではのエレメントとして漆塗りの置き式什器を設置し、日本らしさを表現しています。
その他、フランス人ガラスアーティストのEmmanuel Barrois(エマニュエル・バロワ)氏による、ミッドナイトブルーの大判アートガラスや、レザーを用いた天井の照明器具と階段の手すり、落ち着いたカラートーンの砂漆喰で均一に仕上げられた壁が、Polèneらしい空気感を纏い空間を演出しています。

♦ブランドについて
2016年に三兄妹によってフランスで立ち上げられたメゾン「ポレーヌ」。卓越した職人のサヴォア・フェール(匠の技) によって表現される、独創的なフォルムが特徴的なレザーグッズとジュエリーコレクションを展開。それぞれのアイテムのデザインからは、ミニマリズムとクリエイティビティの融合が感じられる。スペインの皮革産業で有名な街、ウブリケの職人が手作業でバッグを一つずつ製作。

Polène日本公式オンラインストア:https://jp.polene-paris.com/
東京店舗:https://jp.polene-paris.com/blogs/stores/tokyo
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000122219.html

画像提供:Polène

その他、GARDEが手掛けたプロジェクトは以下リンクよりご確認いただけます。
https://garde-intl.com/top.php?lang=jp

CASETiFY STUDiO アミュプラザ博多とCASETiFY OSAKAの制作にGARDEが携わらせていただきました。

カスタムできるスマートフォンケースやアップルウォッチバンドが海外セレブや国内外の著名人、インフルエンサーの間で話題となり、SNSから人気に火が付いた、スマートフォンケース・テックアクセサリーブランド、「CASETiFY(ケースティファイ)」。

GARDEはこの度、九州エリア初進出のアミュプラザ博多と、ブランド史上初となるフラッグシップストアとしてオープンした大阪の2つのプロジェクトにおいて設計、ローカルアーキテクト、施工を担当させていただきました。

■CASETiFY STUDiO アミュプラザ博多

CASETiFYのモノグラムやロゴサインが目を引く空間のアミュプラザ博多。

地球環境に配慮した取り組みから、スマホケースを回収する「RECASETiFY」ボックスを設置。自社製品に限らずリサイクルをすることができる。

オープン日:2023年3月3日(金)
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 1F
電話番号:092-260-3953
営業時間:10:00~20:00(営業時間が異なる場合がございます。)
https://www.casetify.com/visit-us/jp/amu-plaza-hakata

■CASETiFY OSAKA

世界初の旗艦店が心斎橋にオープン。

総売り場面積103.7㎡の店内は、世界で活躍する建築家アンドレ・フ―氏によってデザインされたもの。日本の伝統とクラフトマンシップに敬意を表したデザインとCASETiFYの持つスタイリッシュでクリエイティブな印象とが調和し、空間が仕上がっている。

オープン日:2023年6月23日(金)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目8番2号
電話番号:06-4256-2958
営業時間:10:00~21:00(営業時間が異なる場合がございます。)
https://www.casetify.com/visit-us/jp/osaka-shinsaibashi

■CASETiFY
https://www.casetify.com/

画像提供:CASETiFY

SThree株式会社のオフィスデザインをGARDEが手掛ける

SThree株式会社は、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野に特化した人材紹介会社で、ロンドンを最初の拠点として今では世界15か国、44拠点にオフィスを構えるグローバル企業です。今回はその東京オフィスのデザインをGARDEが手掛け、内装設計、施工監修、FF&Eコーディネーションを行いました。

東京オフィスは、歴史感じる銀座の中心にある歌舞伎座と隣接するモダンなオフィスビルにあります。歴史的且つ近代的雰囲気が交わるこの場所で、6ヶ月という短期間の設計・施工を経て、心躍るワークプレイスが誕生しました。今回はブランドメッセージであるダイバーシティとインクルージョンに重きを置き、多文化というテーマを通じて、その尊さをデザインで表現しています。

コンセプトのインスピレーションは、西洋と日本の文化の融合が、STEM産業への人材紹介に焦点を当てたオープンでアジャイルなワーキングスタイルに溶け込むイメージからきています。スポットライトで照らされたサブブランドやミニマルな会議室に囲まれたレセプションスペースは今回のデザインポイントです。また、近未来なムード漂うエントランスを抜けると、クライアントのルーツである英国を表現した居心地の良いソーシャルハブが広がります。ビリヤード台、パブバー、ポーカーテーブルを揃えており、いつでも西洋の気分を楽しむことのできる空間に仕上げました。

完成したオフィスの様子は以下のリンクから動画で確認できます。
リンクはこちら

■プロジェクトディレクター紹介
クリストファー・ブルックス Christopher Brooks,AIA
国際デザイン事業本部長 デザインディレクター AIA(米国建築家協会所属)建築学修士

ホテル・マルコポーロ香港内ダイニングADD、バンダイナムコスタジオ本社等、米国・日本・アジアにおいてオフィス、レジデンシャル、リテール他幅広い分野で実績を積む。アディダスジャパン本社&ショールームでAsia Pacific Property Award 2015を受賞し、メットライフジャパン本社でHerman Miller Liveable Office Award、IDA Gold & Silver awards 2018を受賞。

■プロジェクトメンバー
三浦凪沙、須藤直人、フランチェスコ・リストリ、月安崇徳、鈴木大助

■業務内容
内装設計、施工監修、FF&Eコーディネーション

■物件情報
名称:SThree株式会社(オフィスデザイン)
所在地:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー9階
区画面積:1,315㎡

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