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「プリンス スマート イン 京都三条」が「2022 Kyoto Global Design Awards」においても受賞を獲得。

Kyoto Global Design Awardsは、その年のデザイントレンドに貢献した世界の優れたデザイナーを顕彰し、デザイン界に友好的で共栄的なエコシステムを構築するために設立された国際的なデザインアワードです。
Kyoto Global Design Awardsの受賞者は、GSA(Global Summit Association)国際評価委員会と連携し、厳正な審査を経て選出されます。

そんな2022 Kyoto Global Design Awardsにおいて、「プリンス スマート イン 京都三条」がRestaurant / Hotel / Bar 部門での受賞を果たしました。

プロジェクトのエントリー概要を紹介します。

プリンス スマート イン 京都三条
・カテゴリー:Restaurant / Hotel / Bar
・コンセプト:
メインスペースのデザインテーマは、「温故知新」。コンクリートやデッキプレートなどの無機質でモダンな工業素材に、裸照明や製材から100年以上経った古材のビッグテーブルなどの素材や調度品をミックスし、京都が育んできた長い時間の経過を温もりと懐かしさ、そして京都の持っている新しさを許容し発展させていく未来を表現しています。それはアプローチから表現されており、伝統的な町家を現代的にアレンジしたファサードを抜けると、外部の光や視界をやさしくコントロールする「のれん」を設置することでこのホテルへの期待感を高める工夫をしました。

プロジェクトの詳細は以下リンクからご確認いただけます。
https://www.gardedesignmagazine.com/prince-smart-inn-kyoto-sanjo-jp/

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に、毎年国内外のアワードへのエントリーを数多く行っております。

Kyoto Global Design Awards公式サイト:
https://www.kgd-a.org/en/kyoto-global-design-awards

「16th International Design Awards」にて「カンデオホテル京都烏丸六角」、「プリンス スマート イン 京都三条」が受賞しました!

International Design Awardsは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィック、ファッションの各分野における優れたデザインの先見性を認め、称え、促進し、新たな才能を発掘することを目的とした国際的なアワードです。
評価プロセスは、新しい創造的、技術的、社会的、経済的、環境的要件に適応される様々な審査基準に基づいて行われています。

そんな16th International Design Awardsにおいて、「カンデオホテル京都烏丸六角」がSilverを、「プリンス スマート イン 京都三条」がHonorable mentionを受賞しました。

各プロジェクトのエントリー概要を紹介します。

カンデオホテル京都烏丸六角
・カテゴリー:Interior Design-Renovation
・コンセプト:
伝統建築である“旧伴家住宅”そのものの尊さを宝石の輝きにたとえ、要所にビジュー(宝石)を思わせるきらびやかな装飾を施しました。このきらびやかな装飾は、京都の伝統工芸品や装飾品を現代風にアレンジしたもので、伴家住宅の新しいカラースキームを彩る「ビジュー」となります。
歴史的建築物や歴史的面影が多く残る周辺環境に馴染み、調和するデザインをかなえるため、和風建築の特徴である直線を活かしつつ、パターンにはトラバーチン色や暖かさのあるピンクブロンズのディティールを組み合わせることで意外性のある洋風デザイン空間に仕上げました。

プリンス スマート イン 京都三条
・カテゴリー:Interior Design-Hotels & Resorts
・コンセプト:
メインスペースのデザインテーマは、「温故知新」。コンクリートやデッキプレートなどの無機質でモダンな工業素材に、裸照明や製材から100年以上経った古材のビッグテーブルなどの素材や調度品をミックスし、京都が育んできた長い時間の経過を温もりと懐かしさ、そして京都の持っている新しさを許容し発展させていく未来を表現しています。それはアプローチから表現されており、伝統的な町家を現代的にアレンジしたファサードを抜けると、外部の光や視界をやさしくコントロールする「のれん」を設置することでこのホテルへの期待感を高める工夫をしました。

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に、毎年国内外のアワードへのエントリーを数多く行っております。

International Design Awards公式サイト:
About | International Design Awards™ (idesignawards.com)

「プリンス スマート イン 京都三条」、「カンデオホテル京都烏丸六角」が「Outstanding Property Award London 2022」を受賞!

Outstanding Property Award Londonは、国際的に活躍する才能ある不動産開発業者、建築家、インテリアデザイナーが造り上げた、私たちの生活をより良いものにするための実用的で考え抜かれた物件やプロジェクトの努力を称えるために創設されたアワードです。プロジェクトは、不動産業界の第一線で活躍するプロフェッショナルの審査員によって選ばれます。

そんなOutstanding Property Award London2022において、「プリンス スマート イン 京都三条」、「カンデオホテル京都烏丸六角」が受賞しました。

各プロジェクトのエントリー概要を紹介します。

プリンススマート イン 京都三条
・カテゴリー:Interior design/Hotels Boutique
・コンセプト:
メインスペースのデザインテーマは、「温故知新」。コンクリートやデッキプレートなどの無機質でモダンな工業素材に、裸照明や製材から100年以上経った古材のビッグテーブルなどの素材や調度品をミックスし、京都が育んできた長い時間の経過を温もりと懐かしさ、そして京都の持っている新しさを許容し発展させていく未来を表現しています。それはアプローチから表現されており、伝統的な町家を現代的にアレンジしたファサードを抜けると、外部の光や視界をやさしくコントロールする「のれん」を設置することでこのホテルへの期待感を高める工夫をしました。

カンデオホテル京都烏丸六角
・カテゴリー:Interior design/Historical
・コンセプト:
伝統建築である“旧伴家住宅”そのものの尊さを宝石の輝きにたとえ、要所にビジュー(宝石)を思わせるきらびやかな装飾を施しました。このきらびやかな装飾は、京都の伝統工芸品や装飾品を現代風にアレンジしたもので、伴家住宅の新しいカラースキームを彩る「ビジュー」となります。歴史的建築物や歴史的面影が多く残る周辺環境に馴染み、調和するデザインをかなえるため、和風建築の特徴である直線を活かしつつ、パターンにはトラバーチン色や暖かさのあるピンクブロンズのディティールを組み合わせることで意外性のある洋風デザイン空間に仕上げました。

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に、毎年国内外のアワードへのエントリーを数多く行っております。

■ Outstanding Property Award London公式サイト:https://outstandingpropertyaward.com/

異国情緒あふれる海外の図書館建築

前回ご紹介した国内の図書館建築に続き、今回は海外の図書館建築をご紹介します。
日本とは異なる雰囲気漂う図書館に足を運びたくなるはずです。

目次
・ポンピドゥー・センター(フランス)
・高雄市立図書館総館(台湾)
・Tauranga 中央図書館(ニュージーランド)
・バンクーバー市立図書館(カナダ)

1.ポンピドゥー・センター(フランス)

建築家レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースにより設計されたパリの複合文化施設ポンピドゥー・センター。国立近代美術館があることで有名ですが、館内1F~3Fにある公共図書館も人気が高く毎日賑わっているそうです。
建物の見どころは、エスカレーターやエレベーター、配管を全てむき出しにした斬新なデザイン。配管には配色がされデザインの一部として楽しむことができます。配管や設備を外に配置したことにより、室内は柱がなく、空港のような大空間が広がります。
建物の全面改修のため2023年末から26年末まで閉鎖することを発表しているポンピドゥー・センター。訪れるなら今がチャンスです。

2.高雄市立図書館新総館(台湾)

建物のユニークさが目立つ高雄市立図書館新総館。設計は、日本人建築士の伊東豊雄氏と台湾の劉培森建築士事務所が共同で手掛けたものです。外観はガラス張りの正方形で、夜になるとライトアップされたかのように光を放つ透視性が良い造りとなっています。広々とした館内は吊り構造によって見える柱を最小限に止めており歩きやすい空間を実現。屋上には庭園があり市内を眺め気分転換することができます。
自然と文化が結びつく、環境にやさしい公共建築を目指した高雄市立図書館新総館。シンプルなデザインや建物の周りを囲う緑、静かで快適な空間は心地よい読書時間を提供してくれます。

3.Tūranga中央図書館(ニュージーランド)

ニュージーランド、クライストチャーチにある近代的な外観が目を引くクライストチャーチの中央図書館、Tūranga。2010年、2011年に地震で大きな被害を受けたこの地に最初にオープンした公共施設です。
設計にあたり、地元のマオリ族Ngāi Tūāhuririの人々の価値観、願望、物語を実現することを目的とする組織Matapopore Charitable Trustと共同し、建材から空間配置に至るまで、伝統的な知識や文化を織り込みデザインに反映させています。
近代的に建物でありながら文化や伝統を感じる図書館は、復興のシンボルとしても住民・来館者から愛されています。

4.バンクーバー市立図書館(カナダ)

螺旋状に広がる壮大な大空間のバンクーバー市立図書館。連邦政府のオフィスや売店などとともにバンクーバー・ライブラリー・スクエアと呼ばれる区画を形成しているこの図書館は、市民の静かな勉強の場であると同時に、重要なコミュニティの集いの場でもあります。建物の構造は、9階建ての長方形の中央部に書架が配置され、書架エリア全体を囲うように、読書エリアと学習エリアのある楕円形の柱廊が包み込んでいます。さらに、敷地の東側に位置するコンコースは図書館に沿うよう囲まれており、この図書館のランドマークとなっています。
図書館の屋上には公園が、地上にはカフェがあり、交流スペースや休憩スペースとして気軽に利用できます。

今回は世界の図書館建築をご紹介しました。
図書館に訪れた際にはぜひ建築にも触れてみてください。

<出典>
https://www.centrepompidou.fr/en/
https://www.ksml.edu.tw/mainlibrary/index.aspx
https://www.christchurchnz.com/explore/activities-attractions/arts-culture/turanga-christchurch-central-library
https://www.vpl.ca/
https://www.safdiearchitects.com/projects/vancouver-library-square

読書好き必見。読書が捗る図書館建築

コロナ禍で定着した「おうち時間」。過ごし方は多岐にわたりますが、中でも手軽に隙間時間を活用してできる読書は人気の一つです。
そこで今回は読書が捗る図書館建築をご紹介します。グレードアップした読書空間で時間を忘れ本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

目次

  • 山梨県立図書館(山梨県)
  • みんなの森ぎふメディアコスモス(岐阜県)
  • 京都府立図書館(京都府)
  • 岡山県立図書館(岡山県)
  • 那須塩原市図書館みるる(栃木県)

1.山梨県立図書館(山梨県)

旧図書館の老朽化による移転に伴い、山梨県甲府駅前に誕生した山梨県立図書館。「自然とともに生きる」というメインコンセプトを天井から見える青空とつる植物のカーテンウォールで表しています。山梨に因んだブドウ棚やブドウ籠をイメージして、骨格フレームで創出。
館内には図書館=静寂というイメージを払拭すべく、自由に会話や交流ができるスペースを設定しています。集中して読書や作業をしたい人へ向けサイレントルームも提供しています。

2.みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜県)

市立中央図書館、市民活動交流センター、多文化交流プラザなどからなる複合文化施設、「みんなの森ぎふメディアコスモス」。図書館は最大所蔵可能数90万冊、座席数910席を誇ります。建物内に入ると目につく天井一面に広がる木製格子屋根。そして天井からぶら下がるオブジェのように配置されたかさ。これはグローブと呼ばれ、自然光を室内に取り入れ拡散させる役割を担っています。滑らかにしなる天井と美しく透き通るグローブ、岐阜県産ヒノキに包まれた空間は時間を忘れて滞在できることでしょう。

3.京都府立図書館(京都府)

京都府立図書館は関西建築界の父と称される武田五一氏の設計により1909(明治42)年に開館しました。1995年の阪神淡路大震災で深刻な被害を受けた当館は、新館や内装に変更はあるものの、ファサードはそのまま残しきれいに修復されています。その外観は、20世紀初頭に武田氏が留学で培った西洋建築を感じることができます。建物は直線と曲線が、西洋と和とが見事に融合しており、明治のモダン建築を表現。
近隣にある平安神宮大鳥居は図書館から臨める距離にあり、読書に気分転換に立ち寄ることも可能です。

4.岡山県立図書館(岡山県)

岡山城をはじめとする岡山県を代表する名所や様々な文化施設が集中している地域、岡山カルチャーゾーン。その中のひとつに岡山県立図書館があります。歴史的景観地域に建つこの図書館は他の施設と自然景観とを繋ぐように設計されており、歴史と自然と建築が一体となるよう見せています。
閲覧室は柱の少ないシンプルな空間に。地球やランニングコストにも考慮して自然通風換気システムや雨水の利用、太陽光発電などの自然エネルギーを利用しています。縦長のシャープな窓ガラスからはたくさんの自然光が差し込み、読書に最適な環境を提供してくれます。

5.那須塩原市図書館みるる(栃木県)

那須塩原市JR黒磯駅前に建つ那須塩原市図書館みるる。那須塩原市の地域アイデンティティである「森」の中を演出し来館者を包み込みます。図書館全体を覆う、木立の樹冠の下端を模した角度のついたルーバー天井。屋根から降り注ぐライトが木漏れ日を表現しています。
館内を自由に歩き回ることで、点在する言葉の彫刻や展示物、活動に触れ、新たな学びや気づきの場となることを目指しています。開放的な館内には必ずお気に入りのスペースが見つかるはずです。

今回は日本の図書館建築をご紹介しました。
気分転換に…お気に入りの1冊を見つけに…
いつものルーティンに少し異なった環境を取り入れ、読書時間を満喫してみては。

<出典>
https://www.lib.pref.yamanashi.jp/
https://www.kumesekkei.co.jp/designstory/yamanashi_prefectural_library.html
https://g-mediacosmos.jp/
https://www.library.pref.kyoto.jp/
https://www.libnet.pref.okayama.jp/
https://www.nasushiobara-library.jp/図書館・公民館案内/那須塩原市図書館みるる/

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